ハンゲショウ
更新日 2019/07/02
本日 7月2日は、暦上で夏至から11日目にあたる日、
「半夏生」(はんげしょう)です。
それにちなみ、ふるさと公園の三河郷土の谷に自生する
ハンゲショウのお話です。
名の由来は、本日 半夏生の頃に花を咲かせるので、
そこから「半夏生」、という説がひとつ。
葉の一部を残して白く変化する様子が、半分お化粧しているように
見えるので「半化粧」、という説 ふたつあります。
なぜこの時期だけ白く変化するのか不思議に思い、調べてみました。
葉が白くなることで、花の部分を目立たせて昆虫を呼び寄せ、
受粉の手助けをするためだそうです。
そして花が受粉を終えると、白い葉である役目を終え、
次第に元の緑色に戻っていくのだそうです!!
植物がもつ、次へと命をつなぐための能力や工夫って
すごいなぁといつも驚きます。
↓こちらは6月中旬に撮影したものです。↓
↓こちらはその1週間後に撮影したものです。↓
現在は写真よりも白い部分が増え、白と緑のコントラストがとても鮮やかですよ♪
6月~7月にふるさと公園にご来園の際は、三河郷土の谷にあるハンゲショウを
ぜひ見ていってくださいね。